これからファイナンスを学ぶ人のための10分でわかるファイナンス
今回は、これからファイナンスを学ぶ人のために、10分でざっくりファイナンスを理解しちゃおうという欲張りな企画です。 どんな分野でも全体像をつかむということは非常に重要ですので、これを機に勉強されたことのある方も振り返って…
今回は、これからファイナンスを学ぶ人のために、10分でざっくりファイナンスを理解しちゃおうという欲張りな企画です。 どんな分野でも全体像をつかむということは非常に重要ですので、これを機に勉強されたことのある方も振り返って…
事業用資産、非事業用資産、、 同じ貸借対照表について話しているはずが、ファイナンスの世界で出てくる貸借対照表項目は違う用語が使われています。 この用語がわからないことで「ファイナンスの理屈がわからない。」ということが多く…
「借入利率は、株主の要求リターンよりも少ないから借入を増やしてその分自己株式を買えば株価が上がる。」 「新規の投資は、金利の低い負債から調達するので、株主価値が上がります。」 このような理論がネット上や企業のIRで氾濫し…
オムロンの株主資本コストは6% 資生堂の株主資本コストは5% 彼らの計算方法はわかりませんが、これまで幾度となくこのブログで登場しているCAPMの考え方でいえば、 株主資本コスト = リスクフリーレート+β×マーケットプ…
ファイナンスの世界では、正味現在価値法(NPV法)や内部利益率法(IRR法)によって投資判断をすれば、企業価値を上げる投資判断ができるといわれています。 さらに複数のシナリオを想定できるリアルオプションという応用系までつ…
ROIC:Return on Invested Capitalの略で日本語では、投下資本利益率。 ROIC = 税引後営業利益(NOPAT)÷投下資本(有利子負債+株主資本)×100% 企業は、銀行等からの借入である…
これは、2018年11月12日時点の時価総額が大きい会社の決算説明資料の情報をまとめたものです。 資本効率性指標(ROE,ROA,ROIC)の開示が少なすぎる! 今回は基本的なことですが、売上・利益の成長=株主価値の向上…
はじめに まずはチャートをご覧ください。 12月14日は、楽天が携帯キャリア事業を表明した日ですが、その後株価がずるずると下落しています。 楽天に限らずですが、新規の事業に参加するとしばしば株価が急落します。 今回はなぜ…
はじめに 前回分散投資とポートフォリオ理論について基本的な説明をしました。 効果的な分散投資とポートフォリオ理論 その結論は、値動きができるだけ異なる(反対に動く)株に分散することでリスクを大きく低減できるという言わば常…
はじめに 「卵は一つのカゴに盛るな」 投資の世界では常識ともされる格言です。 すべて一つの投資先にお金を突っ込んでいるとその会社になにかおきればすべてのお金を失うので 投資先は分けましょうということですね。 いたるところ…